壁にもの(棚やテレビ、絵画、など)を固定したいけど、どんな道具が必要かわからない
壁にもの(棚やテレビ、絵画、など)を固定したいけど、どんなネジを使えば良いのかわからない
壁にもの(棚やテレビ、絵画、など)などを固定したいけど、作業手順がわからない。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
1,壁に物を固定する時にあるとべんりな道具をまとめました
2,壁の下地の種類と間柱を探す方法が分かります。
3,壁に物を固定する時にあるとべんりなビスの種類と使い分け方が分かります。
4,壁に物を固定する作業手順をまとめました。
この記事を書いている僕は
20年建築現場で軽天職人をしています。
一級技能士免許取得しました。
こういった僕が解説していきます。
壁に物を固定する時にあるとべんりな道具3選
インパクトドライバー
壁に物を固定する時にあると便利な道具は、なんといってもインパクトドライバーがぶっちぎりの1位だと思います。
インパクトドライバーとはネジ(ビス)締めを自動で行える電動工具です。
ネジを締めるだけでなく、緩める作業も出来ます。
インパクト(打撃)を加えながら締め付けていくので穴の開いていない壁にビスを締め付けていくことができ、
先端部のアタッチメント(ビット)を交換する事で、ビスを締める;以外にも、様々な大きさの穴をあける、研磨する、などなど
自分で出来る作業の幅がかなり広がります。
インパクトドライバーについては別のきかいに記事にしようと思います。
下地探し針
壁に物を固定する時にあると便利な道具の二番目は下地さがしはりです
壁に押し当てると、針が出るようになっていて、壁にさしてみることで壁下地の裏に 構造体の間柱があるか判断できます。
ぼくは針の細さと強度が気にいって写真にのせたタジマさんの(パーフェクト下地キャッチ35)を使っています。
1000円位でホームセンターやネットで売っています
パソコンのマウスのようなセンサー式下地さがし道具も。いろいろありますが、値段は5000円くらいしますし。(パーフェクト下地キャッチ35)で充分事足ります。
壁に針の穴をあけるのが嫌な人にはセンサータイプがいいと思います。
壁の下地の種類と柱、間柱の探し方
壁下地の種類
家の壁や天井は、ウッドパネルや壁紙やペンキ塗装、タイルなどの表面仕上げがされていて、
その裏にある下地材を見る機会は少ないと思います。
下地材は主に、コンクリートかそれ以外(板、木合板下地、石膏ボード、)の2つに分かれています。
壁に物を固定する場合、まずは下地材に何が使われているのかを見極め、その構造体である柱、間柱に固定してあげる事が重要です。
壁下地材の簡単な見極め方
壁下地の見極め方は簡単です。
下地材は主に、コンクリートかそれ以外(板、木合板下地、石膏ボード、)の2つに分かれています
コンクリート打ち放しのパターンは見た目で分かると思います。
次に壁紙や塗装で表面仕上げがされていて、下地材がわからない場合
まず触ってみて軽く縦方向や横方向にノックしてみます。
コンコンとしてると
コンクリートに直接仕上げがされている壁は、触るとまるで岩のようで、ノックした指が痛い位(笑)押しピンは刺さりません。
コンクリートとは別のパターンなら合板か石膏ボードが使われていることがわかります。
間柱の探し方
下地がコンクリートならば間柱をさがす必要はないので、直接固定の段階にすすめます。
下地材がコンクリート以外(板、木合板下地、石膏ボード、)
とかわかったら次に間柱を探していきます。
間柱の探しのために縦方向や横方向にコンコンとノックすると、
裏に柱がない場合は音が響き、柱があれば短く固い音になります。
- 箇所位置をかくていできれば後は簡単です。
- 間柱は垂直にたっていて、間柱と間柱の間隔(ピッチ)は、303ミリか、455ミリと
- きまっていますので、最初に見つけた所から既定の寸法で追い出して場所を把握していきます。みつけた間柱の場所はマスキングテープで印を付けておくと良いと思いますよ。
壁に物を固定する時にあるとべんりなビスの種類と使い分け方
ビスの種類はたくさんあります。ビスは、日常生活や建設、DIYプロジェクトで広く使用される重要な締結部品です。
ビスの種類は多岐にわたり、用途や素材によって選ばれます。
木ねじ
木ねじは木材に使用されることが多く、ねじ先が尖っていて、木材をしっかり固定します。
軽天ビス
軽天ビスは軽量鉄骨に固定する為にねじ山の幅が狭くなっています。
軽量鉄骨に木ビスを使うと固定がしっかりできません。
コンクリート用ねじビスコン
コンクリート用ねじビスコンビスコンはプラグ不要のコンクリート用ねじで、金具・配管・ボード・木材等を、コンクリート系下地(コンクリート・ブロック・レンガ・硬質モルタル等)に締結する際に使用します。
コンクリートビスを使用する際は、下穴を開ける必要があります。下穴の深さは、ネジの長さ+10mm以上開けます。
ドリリングねじ
ドリリングねじは先端にドリルビットがついており、金属に穴を開けながら固定できます。
3,壁に物を固定する作業手順をまとめました。
壁に物を固定する作業は、慎重に行うことで安全性と持続性を確保できます。以下は一般的な手順です。
1. **設置場所の確認**: 設置したい物の重量や大きさに応じて、適切な壁の位置を選びます。壁の裏に電線や配管がないことを確認するために、スタッドファインダーや配線探知機を使用すると良いでしょう。
2. **道具と材料の準備**: 必要な道具(ドリル、ネジ、アンカー、レベル、メジャーなど)と材料を用意します。設置する物の重量に応じて、適したアンカーやネジを選びましょう。
3. **測定とマーク付け**: 設置する位置を正確に測定し、鉛筆やマスキングテープで壁にマークを付けます。このとき、水平器を使って水平を確認すると仕上がりがきれいです。
4. **穴を開ける**: マークした位置にドリルを使って穴を開けます。壁の材質に応じてドリルビットを選び、必要に応じてアンカーを挿入します。
5. **固定具の取り付け**: ネジを使って、物を壁にしっかりと固定します。最初に軽く締めて位置を確認し、最終的にしっかり締め付けます。
6. **確認**: 最後に、取り付けた物がしっかり固定されているか、ぐらつきがないか確認します。
これらの手順を守って作業を行うことで、安全かつ確実に物を壁に固定することができます。
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